2016年12月30日金曜日

ひと月




ピートの初めての月命日です。

もう、一ヶ月。
まだ、一ヶ月。




ピートは、すぐそこにいるはず・・・
そんな想いが、あの日からずっと続いています。

過ぎた時間を巻き戻したい、と、思う毎日。



「今のような日が、いつまで続くんやろ。」 と、私。

「一生、ずっとや。
でも、ゆっくりと徐々に慣れてくる。」 と、夫。





手術の翌日から記し続けたノート。



ピートの状態・食事内容・排便状況・散歩 etc、
旅立ちの日までの記録です。



これも、ピートが精一杯生きた証のひとつ。




2016年、生涯忘れることのない年の暮れです。








2016年12月19日月曜日

ピートと一緒に、と。




     あふ時は 語り尽くすと 思へども

               別れとなれば 残る言の葉



赤穂浪士「四十七士」の
最年少、大石主税が残した辞世の句。

胸の奥に、深く染み渡ります。

おいらは、討ち入りしませんけど。







パソコンに撮り貯めたピートの写真は、
一万枚を優に超えるのに、
ピートの遺影は・・・

       (2016年 6月 4日 撮影)


実は、「ボス君&エディ君ママさんの作品」なのです。





以前に、転写を快諾してくださったうえ、
今日、こんな素敵なバッグに、拡大写真を添えて・・・






ピートと一緒に出かけたり、
買い物に行ったりできるようにと、
プレゼントしてくださいました。

ポケットに入れた写真に
ピートを偲びながら外出していましたが、
明日からは、このバッグを携えて、
ピートと共に出かけます。


優しいお心遣いに、ただただ感謝です。







2016年12月17日土曜日

これからも




ピート、大好きな八ヶ岳高原に来たよ。


久々の山犬暮らし。
いつものように、リードは要らないね。

さあ、思いっきり走っておいで!





     まきば公園から県営牧場一帯は、
     いつだって、ピートの独壇場。

     森のケモノ道を通り抜けて、
     毎日、飽きずに何時間も歩き回っていたね。








     朝散歩は、お決まりの天女山往復コース。

     鹿の群れを追いかけて、
     あっという間に、森の中に姿を消すもんだから・・・

     ヤキモキしながら、その場で待っていると、
     しばらくして、満足そうな顔をしながら、
     カラマツの間から、ひょっこりと姿を現す。

     そんなことが、幾度も幾度も。
     ピートは、きっと楽しかったんだよねぇ。









いっぱい歩いて、うんと走り回った後は、

ここで眠るのが、お決まりだった。





八ヶ岳高原は、これからもずーっと
ピートを待ってくれているよ。







2016年12月8日木曜日

決めた!




ピートを連れて、
八ヶ岳高原へ行くことにします。




ピートに、まだまだパワーのあった今年の10月。
台風の直撃で、行くのを諦めました。

その思いを叶える旅です。





八ヶ岳の冬景色を眺めながら、
ピートの大好きな高原を一緒に歩いてきます。





厳しい冬が来る前に。。。






2016年12月7日水曜日

今日からは・・




祭壇に、お線香を上げて、
「ピート、おはよう。」
から始まる、私の一日。




ピートが旅立った日から今日まで、
ブログを綴ることで、
ピートがいなくなった寂しさを
ひたすら埋めてきたように思います。


その間、連日、驚くほど多くの方が、
この拙いブログを開いて下さいました。

ピートの病気の告知を受けた日から、
コメント欄を閉じ続けたことで、
ご迷惑をお掛けしたこともありました。

大層遅くなりましたが、
心より、お礼とお詫びを申し上げます。





立派に旅立ったピートを
振り返らせることのないように、
思い出を大切にしながら、
前を向いて歩こうと思います。








2016年12月6日火曜日

初七日



私は、ピートを家族として迎えたその日に、
ピートに、2階へ上がってはいけないことを伝えました。

階段をガードしなくても、
留守番中でも、夜中でも、
ピートが、この「約束」を破ったことは、
生涯、一度もありません。




毎朝、2階で寝ている私が起きた気配を感じると、
自分の寝場所から階段下に移動して、
私が2階から降りて来るのを待つのが、
ピートの一日の始まりでした。



「ピート、おっはよう~!」と、声をかけると、
ブンブンとシッポを振って応えてくれました。



       嘔吐した11月14日から、
       聖苑へ送って行った12月1日までは、
       私の寝床も1階に移し、
       ピートを感じながら、一緒に眠りました。



ピートがいなくなった今も、毎朝、目覚めると、
ピートが階段下で待っていてくれる気がします。


ピートが逝って、まだ日が浅いのに、
随分と月日が流れたように感じます。。。









2016年12月5日月曜日

最期の日のこと




今年の6月に、
脾臓にできた血管肉腫を
脾臓ごと摘出して以来、
ずっと穏やかな日々を送り、
手術後、動物病院へ行ったのは、
11月14日の嘔吐の時だけでした。

亡くなる11月30日。
ピートは、初めて飲食物をすべて拒否しました。
この時、診察を受けさせようか、随分と迷いました。

でも、前日までとは違うピートの息づかいに、
車に乗せて動物病院へ連れて行く、
それ自体に危険を感じました。


         
           今、つくづく思います。
           あの時、連れて行かなくて本当に良かったと。



ピートが暮らしてきた部屋で、
ピートに寄り添い、撫で続ける間、
ピートは、何度も何度も、繰返し繰返し、
私達の顔を見上げました。


「おっ父、おっ母、有り難う。
とっても楽しい一生やったで~。」


ピートは、そう言いながら、 (きっと。)
私の腕の中から、虹の橋へと旅立ちました。

デヘッ。  めっちゃカッコええやろ!



自分で言うかっ。







2016年12月4日日曜日

温もりが・・・




今日も、ピートと一緒に散歩に行きました。


なぎさ公園の景色は何も変わらないのに、
ピートの姿がない・・・ 

それだけで、私には別の場所のように感じられます。










途中で、久しぶりに、
エディ君に、お出逢いしました。


ピートが12歳後半になってからは、
逢うたびにガウガウを楽しむ相手が、
エディ君だけになっていました。

ピートの年齢の半分にも満たない
若いエディ君が、飽きることなく、
ずっと、ピートに付き合ってくれました。




ピートが、いなくなった今も、


キョロキョロと、あちこち向いて、
ピートの姿を捜し続けてくれるエディ君。
とってもとっても嬉しくて、涙がこぼれました。


ママさんから、エディ君のリードを手渡してもらい、
「温もりと、息づかい」を感じながら、
ゆっくりと散歩をさせて頂きました。 

もちろん、”ピート”も一緒に。。。




ねぇ、ピート。

これから、ますます寒くなるよ。
温かいピートが傍に居てくれないと・・・





帰っておいでよ、 お願いだから。。。







2016年12月3日土曜日

4日ぶりに



ピートは、亡くなる前日も散歩に出掛けました。



今日は、4日ぶりの「散歩」です。
天気が良いので、ゆっくり歩こうね。











お友達、いるかな?





おかえり。
気持ち良く歩けたね。



さあ、温かいミルク湯を飲もうね~♪







2016年12月2日金曜日

ピート三昧



ピートが逝ってから、
まだ二日しか経っていないのに、
とても長い時間の流れを感じます。



ピートが、いつも居た所は、
私が一日中過ごすダイニングキッチンの一角でした。

そこに置いたベッドの中から、
私をチラチラ見ながら微睡み、
退屈するとは、
咥えたオモチャを私の身体に押し付けて
遊びに誘いました。

しばらく相手をしてやり、
親指の先ほどのオヤツを与えると、
納得して、私の足にお尻をくっ付けたまま、
その場で眠っていました。。。




今では、ベッドも、その主も居なくなって・・・





そんな我が家で、
おっ父とおっ母が交わす会話の内容は、
朝から晩まで、ピートのことばっかり。


「ピートみたいな、あんなええラブは居らんな。」
「顔も体格も性格も、ものすごええし。」
「一緒にいるだけで幸せになれたな。」
「ほんまに、ピートはええラブやわ。」
「そや、そや。」


一日中、二人で、こんなこと言うてます。



ピート、天国で、きっと笑てるやろなあ~。







2016年12月1日木曜日

ピートへ



独りぼっちが大嫌いなピートが、
たったヒトリで、
遠い遠いところへ旅立つ日です。




寂しくないように、
大好きだったオモチャ達。
おっ父の散歩帽子。
おっ母のTシャツ。

そして、お腹が空かないように、
色々な好物いっぱい。


うんと持たせて送りました。





とても静かになったように感じる部屋の
ピートがいつも居た場所に、
今、小さくなって戻ってきました。





旅立ちの前日まで、
与える物をすべて食べ尽くし、

最期は、私の胸にしっかりと抱かれ、
穏やかに永久の眠りにつきました。


私の「後悔を残したくない。」という気持ちに、
何もかも、完璧なまでに応えてくれました。




ピート、あっ晴れな犬生だったね。
本当に有り難うね。

私を、誰よりも幸せな飼い主にしてくれたこと、
何よりのプレゼントだよ。 

「有り難う。」って、何度言っても足りないよ。



ありがとう  ピート。